これまでの活動履歴

竹村プロデュースVol.3

白の憂鬱

2017年12月1日(金)~3日(日)

全5ステージ

1日(金)19:00

2日(土)14:00/19:00

3日(日)13:00/18:00

場所:STスポット

 

あらすじ:

 

好きな人がいる。

どうしようもなくダメな男。

何人もの女に優しくする。

ひとりを選ぼうとしない。

最低の男。

最低で、でも私にとっては最高の男なんだ。

多分きっと。

だって私が選んだ男なんだから。

 

これは、秘密といえば聞こえのいい、

しょうもない彼としょうもない彼女たちの

青春こじらせストーリー。

 

キャスト:池谷駿、佐藤麻美、岡部望美、影島沙絵、水野恵理子、岸由佳、竹村果夏

音響:鷹取こうへい

照明操作:上田幸侍

照明プラン:池谷駿

脚本・演出:竹村果夏

宣伝美術:影島沙絵

制作:岸由佳

協力:チリアクターズ

   プロダクション・エース

   zeki

   西島美都子

 

●こぼれ話。

 

VOL.3にして初の自主公演。全5ステージで動員は200名を超えた。

初恋の少女の謎めいた死。それから十年もの長い間、想いを引きずり抱えたまま、男は埋まらない心の隙間を彼女たちで埋めようとする。最低の男とわかっていても嫌いになれず、つい、惹かれてしまう女たち。そしてそれを見守るひと。永遠なんてなくていいから、今だけは私を見て欲しい。そんな複雑な女心を、また、やめたくてもやめられない依存にも似た悲しくも滑稽な恋愛模様を描き、多くの女性、更には男性からの共感を得た。

STスポットという劇場を生かしたステージを心掛け、背景の白い壁はそのままにシンプルな装置で挑みました。照明や音響もシンプルながら美しい、不思議な、竹Pワールドに…とスタッフ陣のアイディアとお力をフルに利用させていただきました。

たくさんのご協力、ご声援を本当にありがとうございました。まだまだ未熟ではありますが、これからも続けていかなければいけないなぁと感じた、大切な公演となりました。

 

 

 


竹村プロデュースVOL.2

ジェリーフィッシュ

第十四回神奈川演劇博覧会 参加作品

 

2017年3月18日(土)14:30/18:30

場所:神奈川県立青少年センター多目的プラザ

 

あらすじ:とある田舎町の水族館。ミズクラゲの水槽だけが唯一客の心を掴んでいる。

今日も閉館間際に二人の女がその大きな水槽の前で足を止めた。

とんでもない、二人が。

人工的につくられた青い世界の背景で巻き起こる、ひどく滑稽な憧れの物語。

 

キャスト:影島沙絵、池谷駿、竹村果夏

脚本・演出:竹村果夏

音響:岸部将大

照明:岸由佳

協力:第十四回神奈川演劇博覧会

 

●こぼれ話。

 

神奈川演劇博覧会に初参加!

水族館好きの脚本家と、「変な人の役がやってみたい」という役者の要望から生まれたお話。

田舎町のとある水族館のクラゲブース担当飼育員・成瀬(池谷)は頭を抱えていた。閉館時間にも関わらず、二人の女性客帰ろうとしないのだ。女優を名乗る明美(竹村)と常連客の正子(影島)。そして正子はおもむろに銃を取り出し、二人に向ける。「死にたくないのであれば言うこときいてもらってもいいですか。」

水族館に立て篭もる女と巻き込まれた女、そして飼育員の男…。物騒でそれでいて美しくて滑稽な、「絵」を創ることに重きを置いて。あえて演劇っぽく、を意識した作品でした。

 

神奈川演劇博覧会への参加作品ということで、演劇が好きな皆さん、他団体で参加されていた出演者、運営スタッフの皆様にたくさんの有難い感想と声援をいただきました。ご来場いただいた皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。


竹村プロデュースVOL.1

ordinary

2016年5月22日(日)14:00/16:00

場所:互生ノ家(栃木県上三川町にあるモデルハウス)

 

あらすじ:ある日の夕方、新築の横山家。

いつまでも新婚気分の父と母は結婚30周年の海外旅行に出かけた。

家にはイマドキ女子高生の姉カオリとヒキコモリの弟ヒカルだけだ。

夕飯の相談をしていたはずが、カオリはヒカルのある秘密を知るハメになり…。

両親不在の横山家で巻き起こる、ちょっとした大事件とは…?

 

キャスト:竹村果夏、池谷駿

脚本・演出:竹村果夏

協力:チリアクターズ、鈴木工務店

 

●こぼれ話。

 

竹村果夏の地元にあるモデルハウスでの公演!

木の温もりあふれる「互生ノ家」のリビング・キッチンスペースをそのまま利用して上演致しました。

両親不在の横山家。夕飯の件でもめていたカオリ(竹村)とヒカル(池谷)だったが、カオリは弟のとんでもない秘密を告白される。なんと、ヒカルには超能力があったのだ…!!

家族だけど言えない話。家族だから言えない話。でも、それでも、僕らのたったひとつの帰る場所。

「普通」ってなんだろう。「普通」の家族、「普通」の弟、「普通」の女子高生って、なんだろう。二人だけの会話で紡ぐ、ほんのりドタバタ・ほんのりほっこりなホームドラマでした。まぎれもなく素敵なお家、でお芝居ができて光栄でした。

栃木県での公演でしたが地元の方のみならず、いつも応援してくださっている神奈川近郊のお客様にも足を運んでいただき、大盛況のうちに幕を閉じました! ご来場、誠にありがとうございました!そして、ご協力いただいた鈴木工務店様、本当にありがとうございました。